ゴールド結婚指輪の良いところと悪いところ
ゴールドの結婚指輪を購入する人が増えてきましたが、ゴールドの結婚指輪の良いところはどのような事なのでしょうか?また、悪いところや注意しなければいけない事柄はどのような事なのかご説明します。
目次
仕上げ方でイメージが変わるゴールド結婚指輪
素材をゴールドにした場合の結婚指輪のイメージは表面の仕上げ方で大きく変わります。
ピカピカに磨いた場合は派手でゴージャスな印象を与えるようになります。指輪の幅を細くした場合はそれほどではありませんが、男性が身に着ける場合は派手な印象を与えるので身に着ける人によっては似合わない結婚指輪になる可能性があります。
表面を磨かずにマットな仕上げにしたり、表面が凸凹したような仕上げにすると古美術品のようなアンティークなイメージになります。日本ではプラチナを結婚指輪に選ぶ人が多いですが、実は海外ではゴールドの結婚指輪が主流という国が多数あります。歴史的に見ても人類にとってプラチナは歴史が浅く、昔はゴールドが最高位の貴金属素材として装飾に使用されていました。その名残りからヨーロッパやアメリカでは今でもゴールド素材の結婚指輪を選ぶ人が多く、映画などでも古い指輪はゴールドの物をよく目にします。そのため日本ではゴールドでつやの無い指輪を見るとアンティークのイメージに見えるのかもしれません。
ゴールド結婚指輪の良い点
ゴールドの結婚指輪の良い点は。選ぶ人が少ないためより個性的な指輪に見えます。最近では結婚指輪の形や素材も多様化しておりいろいろなデザインの結婚指輪が登場しています。とはいえバブル期のような派手な物は敬遠されるので、シンプルで質素なデザインが好まれるようになりました。そのためゴールドでも派手にならないマットなデザインでアンティーク風の結婚指輪の人気が高まっています。人気になりつつはありますが日本ではまだゴールドを結婚指輪に選ぶ人が少ないため個性的で何となくおしゃれに見えます。
ゴールド結婚指輪の悪い点
流行はサイクルによって変わります。現在ゴールドがおしゃれで選ぶ人が増えていますが、あまり増えすぎて目新しく見えなくなってしまった場合は飽きられてしまいゴールド結婚指輪が逆に流行おくれのように見えてしまうかもしれません。
デザインについてゴールド結婚指輪が流行かどうかはもうしばらく経たないとわかりませんが、流行遅れに見えてしまう場合は購入した本人も飽きてしまう可能性があります。
素材の特徴についても注意しなければいけない点があります。純金(K24)の場合は変色や酸化はしないのですが、加工性を良くし、身に着けるための強度を増すためにK18合金にしているのですが、K18にするために銀と銅を混ぜてK18合金にして指輪などの装飾品にしています。この銀と銅が酸化、腐食する金属なのでK18は汗や汚れが付いたまま放置すると表面が茶褐色に変色してしまいます。また、温泉の硫黄に反応して数分で変色してしまうので身に着けたまま温泉は避けなければいけません。
表面のみが酸化するので研磨によって磨けばきれいな光沢に戻すことが出来ますが、マット仕上げや凸凹した表面の場合は磨くとピカピカになってしまうので古美術品のような風合いが無くなってしまいます。そのため温泉は絶対に避けましょう。
結婚指輪の素材選びは慎重に
このようにゴールドの結婚指輪にはそれぞれ良い点と悪い点があります。ゴールドの結婚指輪を検討する場合は上記の事を考慮したうえで選ぶことが大切です。
特にそれほどゴールドに拘りがないのであればプラチナ素材が結婚指輪に一番適しているといえます。プラチナは流行に左右されず酸化も腐食もないのでよく考えて結婚指輪を選ぶようにしましょう!